top pageに戻る
TOP PAGEに戻る


 「歯医者の独り言」:2000年8月 
2000/08/31(木)  ようやく「エクセル」なるソフトを買った。
 これまでは何世代も昔のマックに付属していた、クラリスワークス(初版)の中の表計算ソフトを使っていたが、さすがに遅くて辟易していた。

 同じ表計算ソフトだから、すぐにある程度使えるだろうとタカをくくっていたが、機能に雲泥の差があり、さっそく本屋に「マニュアル本」を買いに出かけた。

 何十という解説書があり、これまた選ぶのが一苦労。
 「解説書」を選ぶ「解説書」が必要かも知れない・・・
2000/08/30(水)  僕の友人の歯科医師が昨晩電話をよこした。
 いきなり「ヘンミちゃん、ホームページの作り方を教えてくれ!」と言う。

 よく話を聞くと、スピード違反で警官につかまり、「暴言」を吐かれたので告発のホームページを作りたい、とのこと。

 彼はパソコンも持っていなければもちろんインターネットに繋がる環境も持っていない。
 パソコンに関する知識も「ゼロ」である。
 
 答えは「まずパソコンを買うこと。基本操作に慣れるまでまあ数週間はかかるだろう。そしてインターネットに慣れたところでホームページ作成ソフトを買って、作成にとりかかる。頑張って数日から数週間で告発のホームページができるだろう」

 インターネットで告発、というのはあきらめてくれたようである。
 無念の彼に代わって僕が「彼の受けた屈辱」を披露しよう。
 ここをクリックして下さい。(このリンクは閉鎖しました)
2000/08/29(火)  昨日の続きのような内容である。
 まるで「歯科医院」の日記とはかけ離れるが、今診療以外の時間はかなり「コンパック」のノートパソコンに時間を割かれるから仕方がない・・・

 スイッチを押してもパソコンがうんともすんとも言わない、というトラブルに見舞われた。
 これには参った。とにかく画面も音も何もどうにもならない・・・
 MS-DOSすら立ち上がらない、という状態だ。今僕が使っているSOTECのデスクトップでもこんなトラブルは起こったことがない。

 あらゆることを試してみたが直らない。サポートに対応を仰いだ。
 電源を抜き、バッテリーも外し、再度バッテリーを入れなおして電源を入れてみろ、という指示通りにすると立ち上がった。
 こういうことは「ノートパソコン」に「良くある」ことなのだろうか・・・?それとも「98」に固有のトラブルのうちの一つなのだろうか・・・?
2000/08/28(月)  ちょっとさぼり癖がついてしまいました。

 昨日は朝からかみさんの欲しかったノートパソコンを買いに行ってきました。
 結局25日付けで書いた「ウィンドウズCE]マシンではなく、「98マシン」になりました。

 余り予算がないのでコンパックのごくごくベーシックな中身のノートパソコンになりましたが、それでも半年前のボトムエンドの10万円デスクトップ機と遜色ない性能です。
 
 形から入るかみさんは、いろいろな「チュートリアル」や「ヘルプ」や「ガイド」を閲覧するところからスタートしています。

 「98ツアー」というチュートリアルソフトで「文字化け」に遭遇しました。どう設定しても直りません。サポートに電話を掛けたところ、それはコンパックのホームページを見て「よくある質問」のところに解決策を書いてあるので、見てくれとのことでした。

 「よくある質問」なら予めバグを直しておいてくれるか、せめてマニュアルに記載しておいてくれよーーー、と思いました。まあサポートで「たらい廻し」に遭わなかったことが、せめてもの救いでした。
2000/08/26(土)  歯科でフツウに保険の範囲で使う金属は、「12%金銀パラジウム」という合金である。
 12%の金、20%のパラジウム、約50%の銀、その他を含む合金である。

 ここ数年、パラジウムの値段が異常に高騰している。ちょっと前まで400円台だったものが2400円前後にまで跳ね上がっている。プラチナよりも高いのだ。
 厚生省が定めた診療報酬点数は、ある時点での合金の値段を元に決めているので、その後値段が異常に上がれば、その分歯科医院が損をする。治療費が「時価」というわけにいかないからだ。

 正直言って、この現象は大変に辛い。金属を使う治療をすればするほど赤字が膨らむ、と言っても過言ではないからだ。
 何とかしてほしい・・・
2000/08/25(金)  突然、かみさんがインターネットをやりだしたい、と言い出した。
 僕がインターネットを閲覧したりメールをやりとりしている様子を見て、これは面白そうだと興味を覚えたようだ。

 でも機器や設定を僕と共有はしたくない、と言う。
 新たなパソコンを買わなければならない。候補としては手軽さから「ウインドウズCEマシン」が挙がっている。

 でもビデオの予約録画もできない人にパソコンが使えるのだろうか?という不安は残る。
2000/08/24(木)  国際救助隊をもし創設するならば、本部はやはりロンドン郊外におくべきだ。
 サンダーバード発祥の地に敬意を表して。

 それに、イギリスには「ハリアー」という優秀なVTOL(垂直離着陸機)がある。
 サンダーバードにはやはりVTOLが欠かせない。

 基地は別に秘密基地にする必然性はないだろう。そして、各国に支部を置く必要があるだろう。
 衛星通信網は既に完備している。

 サンダーバードに描かれた技術はほとんど現実のものとなっているが、唯一地底を走行る「サンダーバード6号(モグラタンク)」は、未だ現実になっていない。
2000/08/23(水)  昔、「サンダーバード」という人形ドラマがあった。
 「国際救助隊」という無国籍の闇の組織が活躍する番組である。
 なぜ、「闇」の存在にする必要があるのかは判らないが、多分組織の科学技術を悪者に悪用されないため、という名目であったような気がする。

 なぜ、今サンダーバードの話かと言うと、昨日書いたような事故が起こった時、国際救助隊ならばすぐに駆けつけて、鮮やかに救助してくれるだろうなあ、と思ったからである。

 一国で手に負えない災害や事故が多発している。
 先進各国が共同で宇宙ステーションを建造する時代である。
 その前に国連は「国際救助隊」を創設すべきではなかろうか・・・
2000/08/22(火)  ロシアの原潜が事故を起こし、全員の死亡が確認されたとのこと。
 露政府や大統領の対応がうんぬんということは述べるつもりはない。

 ただ、驚くべきことはその原潜の「デカサ」である。
 全長が約150メートルとのこと。これが水深約100メートルのところに横たわっている。
 つまり、縦に沈めば50メートルも原潜が顔を出す、ということになる。

 乗員にとってこの潜水艦の端から端に行くことより、水面までの距離の方が短いということが不思議な気がする。
 亡くなられた乗員のご冥福を祈りたい。
2000/08/21(月)  昨日分の日記を見た「ある方」からメールが届いた。
 「ポストペット」というメールソフトがあって、その中で手紙を削除するには「白ヤギ、黒ヤギ」にメールを食べさせるそうだ。

 いやはや「紙」でない「電子メール」をヤギが食うもんか、とも思うが、食うヤギも電子ヤギだからしょうがない。
 
 それから、これは別の人からの指摘ではあるが、一部の人達の間ではフツウの手紙のことを「原始メール」と呼んでいるらしい・・・
2000/08/20(日)  電子メールは大変便利なものだ。
 僕は瞬時にいろんな人と手紙や画像などをやりとりできることも便利だが、今まで全く知らない人と手紙をやりとりできるようになるという、従来なら考えられないことができるようになったことも大きいと考えている。

 ただし・・・、
 電子メールが普及してくると次の歌は成立しなくなるだろう。
 「白ヤギさんからお手紙着いた。黒ヤギさんたら読まずに食べた。仕方がないのでお返事書いた、さっきのお手紙ご用事なあに」
2000/08/19(土)  歯科医師国家試験の問題が漏洩されていた問題が、またクローズアップされている。
 「身内に甘い」という体質が蔓延しているように思えてならない。

 まあ、そもそも学生に教える立場のヒトが、イコール国家試験出題者という構図が間違いの元だ。
 医師の国家試験も同じ構図だ。

 ただし・・・毎年数百題の問題が作られる中で、「過去に似た問題がある」というのはありがちなことである。要するに医師、歯科医師たらんとする者が「最低限身に付けておくべき知識」が毎年コロコロ変わることはないからである。
2000/08/18(金)  昨日の続き・・・

 で、何を素材にしたソフトを買ったかというと、「スタートレック」というアメリカのSFドラマのものである。
 「スタートレック」と言っても、あのミスタースポックが出てくる超昔のヤツではない。The Next Generationsという比較的新しいものである。
 アメリカで約7年間に渡り160話余り放映された、人気シリーズである。

 日本ではあまり受けなかったらしい。
 どういうわけか、日本では一般にSFドラマがあまり受けない。種々の要因が考えられるが、宇宙に人間を送り込める国と、そうでない国のギャップではなかろうかと思っている。
2000/08/17(木)  英語でも勉強しようと思って、どうせならパソコンで、と考え英語学習ソフトを買ってきた。
 これが実にいたれりつくせりなのである。

 画面上でパソコンが英語の発音をする。クリックすると、和訳が出る。各単語をクリックすると意味がでる。さらに単語をクリックすると口の画像が出て、発音を教えてくれる。
 辞書は必要ない。発音のスピードも変えられる。
 
 考えてみれば、これはパソコンの有効な使い方のひとつなのだろう。
 ただ、どうも安直すぎる嫌いがある。苦労がないのである。
 こんなに安直に学習して身に付くかどうか不安が先に立つ。

 でもまあ駅前にすら留学しなくて済むのはありがたい。
2000/08/16(水)  いやあ、お盆をいいことに、すっかりさぼってしまいました。
 もしかして、このコーナーを楽しみにされている方が、ごく稀にいたとしたら、お詫びのしようがございません。

 さて、「お盆」というのは、僕には非常に妙な単語に感じられます。それは「お盆」を表す他の表記がないからでしょう。(もしかしたら僕のボキャブラリーが貧困なだけかも知れませんが)
 例えば、「盆暮れ」という言葉があります。お盆と年末の総称ですが、年始は「暮れ」、「年の瀬」、「歳末」など様々な言葉で言いかえることができます。
 でも「お盆」はお盆であって、お盆以外の何物でもないって感じです。

 (多分こんなことを言うのは僕くらいのものでしょうが・・・)
2000/08/12(土)  今日はかみさんの誕生日である。
 と、同時に御巣鷹山に日航機が墜落した日でもある。(関係はないが・・・)

 最近、航空機メーカーがジャンボより大型の旅客機を相次いで開発中とのこと。大きくなればなるほど、一旦事故が起こると被害が大型化する。

 飛行機事故は一度起こってしまうと悲惨だ。客席にエアバックを付けても何の意味もないだろうし・・・
2000/08/11(金)  昨晩近くのコンビニに行くと、いくつかDVDのソフトが置いてあった。

 「優香」のDVDが1980円で売っていて、「欲しいなあ」と思ったが、恥ずかしくて買えなかった・・・
2000/08/10(木)  先日保健センターで行われた3歳児の「歯科検診」に行ってきました。
 思った通り、虫歯にかかっている子供の数は以前に比べ、随分と減ったなあという実感です。

 ただ、一点気になったのは歯並びが将来悪くなりそうな子供が多いことです。これは「指しゃぶり」をしていて前歯が噛み合わないとか、「噛み合わせが反対」になっているということではありません。
 歯がびっしり詰まっていて隙間がない、ということです。

 概して顎の骨の発育が遅いようです。これは堅いものを噛まなくなったり、噛む回数が減ったためと考えられます。
 「噛む」筋肉は「頭の骨」にびっしりとついています。よく噛むことによって脳が発達することは以前から言われておりますが、これは事実です。「器」が小さいと中の脳は大きくなりようがありません。  
2000/08/09(水)  今度は「ハエ」入りジュースで61万本自主回収。
 これまた企業のトップの自信過剰と慢心のタマモノと見た。

 最近すごく不思議なのが、「消費者不在」を感じさせる企業がまことに多いことである。消費者を後回しにした「雪印」、欠陥がありながらリコール届を出さなかった「三菱自工」などなど・・・
 
 消費者あっての「企業」である。何か勘違いしているのではなかろうか?
 まあ国民あっての「為政者」にも同じことが言えるが・・・
2000/08/08(火)  毎日「日記」書きつづけることがどれだけ大変か、ということが判ってきた・・・
 半ば「義務感」みたいなものに駆り立てられる・・・
 でも義務感で日記書いたらオシマイだ、とも思う・・・
 
 休みたいと思うこともある。
 今日は何も書くことがないなあ、と思う日もある。

 昔通った予備校の教室に張ってあった標語を思い出した。
 「日々是決戦」 (・・・それほど大袈裟なことでもないか・・・)
2000/08/07(月)  聞き間違えがなければ、今日は立秋らしい。
旧暦を元にした季節の節目だろうとは思うが、いつもこの立夏とか立秋とかいう単語は、違和感を感じさせられる。

 一番暑い時期に「立秋」と言われてもピンとこない。第一、まだ夏の甲子園すら始まっていない・・・
2000/08/06 (日)  商売の世界に「ニハチ」という言葉がある。種々の要因で2月と8月は消費が停滞する、ということを表すらしい。

 確かに最も寒いとき、最も暑いときは外に出歩くのも億劫だし、ボーナスを使い果たす時期でもある。加えて2月は元々短いし、8月はお盆休みがある。いわゆる実日数が少ない。

 この現象は歯医者にもあてはまる。2月8月は他の月に比べ、概して来院される患者さんは少ない。
 そりゃそうだ。第一この暑い中歯医者に足を運ぶのも一汗かく。お盆で出費が想定されているので、サイフの紐はきつめ。ちょっと痛い歯があっても、もう少し涼しくなるまで我慢しよう、ってなところだろう・・・

 本当は早いうちに治した方が、時間もお金も節約されるのだが・・・
2000/08/05 (土)  今日は僕の誕生日です。
 歳をとるのはめでたいことだとは思いませんが、ここまで無事に生きてこられたことは天に感謝しています。

 「初心忘れるべからず」という言葉があります。何事も初心を忘れてはいけない。慢心は最大の敵である、と捉えておりますが、さらに医療従事者にとっては
「初診忘れるべからず」の意味も含んでいると、僕は思います。

 通院されてくる患者さんは、絶えず状態をみておりますと治療中の部分しか注意してみない、という現象が起こりがちです。
 いつも「今日初めてこの患者さんを診るんだ」という気持ちが大切、ということを肝に銘じるために僕がもじった格言です。
2000/08/04 (金)  暑さのせいか、炎症で受診される患者さんが多い。
 元々あった慢性の炎症が悪化する方、親知らずの廻りの歯茎が腫れる方、顔半分腫らしてくる方・・・

 最も暑いときは体力も低下するし、疲労気味となる。いわゆる「夏バテ」である。身体の抵抗力も落ちやすく、ちょっとした加減で「身体の弱点」にしわ寄せが来る。

 レジャーの季節でもあり、みなさん無理をしがちではあると思うが、ほどほどに・・・
2000/08/03 (木)  ガソリンを入れにスタンドに行くと、やたらうるさい。
やれ「洗車はいかがですか?」
「ボンネット開けてください。無料で点検いたします」
「水抜剤が入っていません」

 僕はどれもお断りしている。
 1度間違ってボンネットを開けてしまった日には、オイルが汚れているから代えた方がいいだの、タイミングベルトが切れそうだから代えた方がいいだのとうるさかった。

 でも1度、タイヤの空気が妙に抜けやすいので、給油がてら空気を入れてもらい、「原因はなんでしょうね」と聞いても、何も調べもせずに帰された。
 翌週、ディーラーに行って調べてもらったらタイヤにクギが刺さっていた。

 二度とそのスタンドには行くまいと思った。
2000/08/02 (水)  あるネット広告会社のうたい文句に「半年で1000ヒット保証」という文言がありました。
 
 このホームページも間もなく1000ヒット達成されそうです。特に公に「広告」はしておりません。(バナー広告入れると表示が遅くなるため) 友人にメールで告知したり、検索会社に登録したり、行き付けの掲示板に書き込んだりはしましたが・・・
 検索会社は「infoseek」は登録されているようですが、「YAHOO」などは待てど暮らせど、登録されませんでした。

 頭に来るのでこのホームページが将来「超メジャー」になって、「登録させてくれ」と言ってきてもお断りすることを夢見ております。
2000/08/01 (火)  食中毒で話題になった、あの乳業メーカーからダイレクトメールが届いた。
「安全宣言」を謳った「粉ミルク」をまたよろしく、という内容。

 別にあの乳業メーカーに個人的に恨みはないし、今回の事件も利潤を追求する企業の暴走程度にしか思っていなかった。

 気にいらないのは、「我が家に乳児がいる」という事実をどこで知り得たか、ということである。こちらから乳業メーカーに接触を図った事実はない。

7月号はこちら