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「間違いだらけの歯医者さん選び」

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番外編: ここでちょっと一休み
 いろいろ書いているうちに、ちょっと当初の主旨と微妙にずれてきた気もしますし、また最近書きたいことがうまく表現できず、あとで読み返すと支離滅裂な文章も目立つようになってきました。
 ちょっと本題を外れて、一休みさせて下さい。

 インターネットで、色々見ていると、歯科医院のホームページもたくさんあります。
 実は、僕は今までほとんど他の歯科医院のホームページを見てきませんでした。理由は、他のページに影響されて、オリジナリティーのあるページを作れなくなったら困るなあ、と思ったからです。
 でも、改めて見てみると、大概は自院の「宣伝」に終始しているページがほとんどで、「案の定」という感じです。
 つまり、東京の歯科医院のホームページを、北海道の患者さんが見ても何も役に立たない、というわけです。これは「インターネット」のグローバル性を何も生かしていません。(まあ、グローバル性といっても日本語で書いている限り、僕のページも日本語のわかる人にしか見てはもらえませんが・・・)
 強烈な個性を主張するページもあります。特に強烈なのは、「保険治療」をバカにする歯科医院のページです。保険治療する歯医者を「ハカイシャ歯医者」とこきおろす所もあります。

 確かに、現行の保険の制度は矛盾もありますし、100%満足のいく結果が得られるシステムだとも思っておりません。
 でも、保険医は、限られた枠の中で、どこまで患者さんの満足を得られるか、という点にしのぎを削っております。限られた時間、限られた予算、限られた材料でどこまでいい治療ができるか、ということに、少なくとも僕は生きがいを感じております。

 僕もベルトコンベヤーに乗ったような治療は大嫌いです。できれば制約が少ない中で、じっくりと治療ができたらよっぽどいい治療ができるなあ、とは思います。
 でも、10人の患者さんが10人とも、経済的、時間的余裕がたっぷりというわけにもまいりません。やはり基本的には「保険の枠」の中で治療していくのが原則、と考えます。

 さて、このホームページをご覧になった方々から、いくつかご意見、ご感想をいただいております。かいつまんで「声」を紹介いたします。

「興味深い内容で、一気に読ませていただきました」:今現にお口の中にご不満がある方、あるいは今通院されている歯科医院に、何らかのご不満のある方からは、こういうご意見が多く寄せられました。こういうご意見をいただくと、さらに内容を充実させよう、と意欲が沸いてまいります。

「字ばかりで読む気がしない」:これは歯科医師からのご意見です。あなたには読んでいただかなくて結構です。また僕のホームページは「歯科医師」のために書いているわけではないので、これでいいと思います。

「ところどころ音楽が流れるページがあって、仕事中見れない」:僕はクラシック音楽が好きで、診療室でもBGMとして流しております。その雰囲気を少しでもホームページに反映させられれば、と思って添付したのですが・・・。もし、複数このようなご意見がありましたら、MIDIの添付を削除いたします。

「行間が詰まっていて読みづらい」:これはもっともなご意見です。インターネットではワープロと違うので行間や字間が自由に設定できません。かと言って、全て1行開けで書いていくと、今度は非常に間延びしたページになってしまいます。このご意見に対しましては僕は無力です。

・・・こんな所でしょうか・・・

 次回から、また原点に立ち返って新たな気持ちで新しい槁を書きます。

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