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=院長日誌補足=
(日誌の過去ログ目次はずーっと下にあります)
「音楽のハナシ」

2002/01/05 (土)

ショパン
 みなさま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 今月は僕の好きな音楽にまつわる話を書こうと思う。
 と言ってもメインはクラシックである。聞き慣れて馴染んでいるせいもあるし、いつ何回聴いても飽きないというメリットもある。

 あまり、クラシックに興味がない、という方も多いかも知れない。
 でも、コマーシャルで流れる曲もあるし、映画などで使われている曲も数多い。

 クラシックのジャンルの中でも一番好きなのは「ピアノ協奏曲」である。
 だいたいが華やかであるというせいもあるし、作曲家の力量、バランスが如実に表れると思うからでもある。

 僕が最初に耳馴染んだのはショパンのピアノ協奏曲である。
 実はショパンに申し訳ないが、あまり優れた曲ではない。もちろん有名だし、メロディーもきれいなのだが、オーケストレーションが稚拙なのである。

 ピアノの詩人と呼ばれたショパンも、ことオーケストレーションは苦手だったらしい。
 とは言ってもメロディーは非常にわかり易いので、クラシック入門にはいいかも知れない。

 石川さゆりの歌う、津軽海峡冬景色という歌がある。「あなた変わりはないですか」で始まる、この歌の冒頭が、ショパンのピアノ協奏曲第一番の中のフレーズに非常に良く似ている部分があるところが興味深い。
2002/01/07 (月)

シベリウス
 たいていの作曲家は複数の曲を作っている。もちろん一発屋というか、有名な曲が一曲しか知られていないような作曲家もいることはいるが・・・

 交響曲や協奏曲もたいてい複数あるが、僕は2番に隠れた名曲が多いと思っている。恐らく大きな曲は意気込んで作って肩肘張ったものに仕上がるのであろうが、2曲目になると、従来の形式とその作曲家のカラーが微妙に顔を覗かせてバランスの良い曲ができるのではないかと常々思っている。

 大抵の有名な交響曲や協奏曲にはタイトルが付いている。よく耳にするのはベートーヴェンの「運命」「英雄」「田園」とか、ドヴォルザークの「新世界から」、シューベルトの「未完成」などである。そして、ほとんどの場合そのタイトルは作曲家が自ら付けたものではなく、後に誰かが勝手に付けたものである。

 そういったタイトルの付くような曲はあまりに耳にする機会が多すぎて、正直聞き飽きている。

 いきおいタイトルの付かない曲で自分の好みの曲を模索していくことになるのであるが、僕のお気に入りの作曲家の一人にシベリウスがある。
 かなりマイナーであるのだが、シベリウスの交響曲第二番は比較的聴きやすい。
2002/01/08 (火)

絶対音楽
 クラシック音楽は様々な区分分けができる。ピアノ独奏やヴァイオリン独奏、協奏曲、歌曲、オペラ、交響曲などといった分け方もできるし、作られた時代や形式によっても分類できる。

 が、たった二つの分け方がある。
 「表題音楽」と「絶対音楽」である。

 表題音楽とはその名の通り、「作曲家が何かを具体的に表そうとしている曲」である。モーツァルトの歌劇「魔笛」といったオペラ音楽や、チャイコフスキーのバレエ組曲「白鳥の湖」などはもちろん、ムソルグスキーの「展覧会の絵」などが具体例である。

 そして、大抵はストーリー性も具備している。

 対して「絶対音楽」は特段具体的なイメージ、ストーリーに基づかない曲である。
 昨日も挙げたベートーヴェンの「田園」などは確かにタイトルが付いているし、何となく田園の風景が頭に思い浮かぶ内容ではあるが、絶対音楽である。

 何かを具体的にイメージすることなく「メロディー」と「「リズム」だけで純粋に「音」を表現しているのが絶対音楽の特徴である。
 僕は絶対音楽の方が格上だと思っている。もちろん優劣をつける性質のものではないのだが・・・
2002/01/09 (水)

CDプレーヤー
 ウチの診療室では、全てBGMはクラシックであり、メインの音源はCDである。

 アンプはサンスイ、スピーカーはBOSE、CDプレーヤーはパイオニアの100連装のものを使用している。それぞれの機器は、最高級のモノではないが、一体型のコンポよりはましな音を鳴らす。

 さて、今日の昼下がり、突然音が途切れた。
 見ると100連装CDプレーヤーの中でCDが詰まっている。
 しかも奥の方で・・・

 棒状のもので突付いてみたが、ビクともしない。音楽が流れていないと、仕事のテンポが狂う。
 とりあえずカセットデッキでBGMを鳴らし、くだんのCDプレーヤーを分解してみることにした。

 と言っても外のケースを一枚外しただけで、中身にアクセスできた。
 中は筐体の割にすかすかだった。パソコンでもそうだが、中は思ったよりすかすかである。ほどなく詰まったCDを元に戻し・・・せっかくだから写真を撮った。
2002/01/10 (木)

サン・サーンス
 サン・サーンスがどの時代の作曲家かはよく知らないが、珍しくフランスの作曲家である。だいたい有名所の作曲家はドイツかオーストリア出身である。

 そして、サン・サーンスが他の作曲家と大きく違うところは、身分的に恵まれていたという点である。宮廷のお抱え作曲家だったらしい。
 だから、音楽にあまり陰がない。いい悪いは別にして「華」があるのである。

 もう一点の特徴は、彼自身がオリエンタルな雰囲気に興味があったらしく、「オリエンタルを意識した旋律」が盛り込まれているという点であろう。

 サン・サーンスと言えば、「動物の謝肉祭」が有名ではあるが、僕のお勧めはピアノ協奏曲である。5曲あるが、4番が一番好きだ。

 あと、彼の作曲した交響曲題3番は、第4楽章が、ブタの映画「ベイヴ」の主題曲として使われている。

 いずれ、サン・サーンスは気持ちが沈んだ時に、勇気付けてくれる曲が多い・・・
2002/01/11 (金)

ドビュッシー
 ここ最近、いいなと思っているのが、ドビュッシーである。
 オーケストラものもあるが、ピアノの小品に心を動かされた。
 ちなみに、ドビュッシーもフランスの作曲家であり、「ピアノの画家」と呼ばれているらしい。

 音の組み立て方が面白い。普通の和音ではないのである。
 そこだけ聴くとバランスが取れていないような音の組み合わせなのであるが、全体の流れの中では不思議とマッチしている。そういう音なのである。

 一番のお気に入りは「ベルガマスク組曲」という組曲である。
 4曲からなるこのピアノ曲には、3番目に有名な「月の光」が入っている。

 ちょっと驚くのが4曲目の「パスピエ」という曲である。昔ロールプレイングゲームで一世を風靡した「ドラゴンクエスト」というゲームがあったが、その中のテーマ音楽にメロディーや雰囲気が似ているのである。

 ゲームの作者はドビュッシーを真似たわけではないだろうが、もしかしたら少しは意識したかも知れない・・・

 とにかくこの組曲が気に入ったので、自分でも弾けるようになりたいと、楽譜を買い、近くのピアノ教室にレッスンに通っている。
 聴くほどたやすくはなかった・・・
2002/01/15 (火)

ROCK
 連休をいいことにサボってしまって、ごめんなさい。

 さて、クラシックの話ばかり書いていると、僕がクラシックしか聴かない人間だと思われても困るので、それ以外のジャンルを聴くこともあるということを書こうと思う。

 少しだけではあるが、ロックを聴く。あまり新しいものは聴かないが・・・
 メロディーが気にいれば、特に誰彼構わずに聴く。

 お気に入りはU2とかGENESISなどではあるが、CARSやCHEAP TRICKなどといったバンドも聴いたりする。VAN HALENなどといったややハードなのも聴く。

 これは大学時代の友人の影響である。
 僕が住んでいたアパートの住人はほとんど同じ大学の同級生であったが、彼らはロック大好き人間で、お前もこれ聴いてみろ!などとCDを聴かされているうちに耳馴染んでしまったというわけである。

 どっこい中途半端なポップスなんかより、よほど骨があった。
 クルマを運転する時なんぞはα波が出てはまずいので、結構ロックをかけたりするものである・・・
2002/01/16 (水)

ジャズ
 ジャズというジャンルがあるが、ほとんど聴かない。CDは一枚も持っていない。
 クラシックとロックというのはかけ離れているように見受けられるかも知れないが、むしろ僕はクラシックとジャズの方がかけ離れていると思う。

 結構クラシックとジャズは共通点も多いように思われているかも知れないが、僕はむしろジャンルとしては全く別個の性質を持っているように思う。

 それはリズムが全く異なるからである。
 ジャズには独特の「スゥイング」というのがある。詳しくは判らないが、一種のジャズ特有のノリだと理解している。

 これがクラシックと相容れない点だと思う。
 ロックは大抵がドラムが入っている。アラン・パーソンズ・プロジェクトのように、クラシックにかなり近いプログレッシブロックもある。ドラムなしの曲もある。
 そしてクラシックもかなりリズムを大事にしている。

 もう一点。僕が聞くロックは全て洋楽である。日本のロックは一切聴かない。いや日本語の歌詞が入った「歌」は聴かない。
 なぜか?意味の判らない英語の歌詞のロックを「絶対音楽」として捉えているのかも知れない・・・
2002/01/17 (木)

第9
 あまりメジャーな曲は聴かない。ベートーヴェンやモーツァルト、シューベルト、バッハなどの大御所はほとんど興味がない。ただ、一曲、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」は好きである。

 あの曲が年末に集中して聴かれるのは日本だけの慣習らしい。
 でも、なぜか師走にあの曲は合っているように感じる。

 ウチの診療室でBGMとしてかけているライブラリーには第9も入っている。だから何日かに一度はローテーションで流れる。

 交響曲というジャンルに本格的に合唱を取り入れたのはベートーヴェンが最初であろう。といっても、他に思い浮かぶのはマーラーくらいだが。マーラーは相当にベートーヴェンを意識していたらしい・・・
2002/01/18 (金)

チャイコフスキー
 チャイコフスキーはよく知られた作曲家の一人だろう。
 白鳥の湖とかヴァイオリン協奏曲を耳にしたことがない人はいないはずである。

 ある意味で俗っぽい部分がある。
 が、大変聴衆のツボを押さえた作曲家であったとも思う。

 こういう旋律を組めば、必ず一定以上の盛り上がりを聴衆に与えることができると計算しつくして作曲していたのではないかとすら思っている。

 時々チャイコフスキーの交響曲を聴きながら、ズルイと感じることさえある。
 昇っていくところが、これでもかこれでもかと昇っていくからである。
2002/01/21 (月)

鯨と鮪
 音楽は人間だけの特権ではないらしい。
 鯨も歌を歌うらしい。というより、鯨の会話自体が音楽に聞こえるだけかも知れないのだが・・・

 スタートレックというSFドラマの映画版「スタートレック4・故郷への遠い道」の中では鯨の歌が重要な鍵を握っている。
 まあ、捕鯨反対というテーマが根底にあり、考えさせられるがここでは触れない。

 と言っても、今朝のニュースで「まぐろ」も日本向けに大量に捕獲され、闇のルートで日本に流されているという報道を目にした。

 及ばざるは過ぎたるに勝れり、である。
 美味しいものは美味しいが、今後長きに渡って美味しいものを口にしたければ、適度に我慢するということも必要であろう。

 僕もマグロは好きである。
 将来、捕獲禁止になってマグロを口に出来なくなったら困る・・・
2002/01/22 (火)

一休み
 音楽のハナシもちょっと飽きたので、アホアホしいギャグを一つ

 マリリン・モンローは囲碁が好きだったらしい。
 もちろん、愛用していたのは「シャネルの碁盤」

 ・・・お粗末でした・・・
2002/01/23 (水)

スランプ・・・
 今練習しているドビュッシーのベルガマスク組曲は、CDで聴くよりも実際弾いてみると難しい。

 案外、これは難しそうな曲だろうなと思い、楽譜にオタマジャクシがぎっしり並んでいる曲でも、ただ音が連続しているだけでさほど難しくない曲もあれば、聴いてそれほど難しそうでない曲でも、実際鍵盤を叩いてみると難しい曲がある。

 ドビュッシーはそれまでの作曲家と一線を画しているのが、音の作りが従来と全く異なっている点であり、それが「予測困難」な旋律となっていることである。(そこが、聴いて新鮮に感じる部分でもあるのだが)

 だから、指もなかなかその配列を覚えてくれない。
 音が滑らかな「並び」ではないので、なかなか滑らかに弾けない。

 ピアノ教室のインストラクターに、「ここはハープを奏でるように」と言われたが・・・そこが難しい・・・

 ちょっとスランプ・・・
2002/01/24 (木)

ラヴェル
 フランスの作曲家で忘れてはならない一人にラヴェルがいる。
 ドビュッシーとラヴェルは伝統的なクラシック音楽を現代音楽へと導く一歩を築いた作曲家と言われているらしい。

 僕は生粋の現代音楽は苦手であるが、その話題は明日書く。

 ラヴェルは今月冒頭に書いたショパンとは違い、オーケストレーションを非常に得意とする作曲家だった。
 有名なところでは、ムソルグスキー作曲のピアノ曲「展覧会の絵」のオーケストラ版だろう。それより、ボレロを作曲した人といった方がピンとくるかも知れない。

 僕のお気に入りはピアノ協奏曲である。第二楽章がきれいである。
 なぜか、この曲の冒頭には鞭の音が入っている。
 彼に、そういう趣味があったかどうかはわからないが・・・

 こうしていろいろ考えてみると、僕はフランスの作曲家が好きなようだ・・・
2002/01/25 (金)

ストラビンスキー
 現代音楽と言っても様々であろう。そもそもどこまでが純粋なクラシック音楽で、どこからが生粋の現代音楽か、という明確な線も引けないと思う。

 リズムとメロディーを根底から覆した作曲家にストラビンスキーを挙げられる。
 春の祭典とか、火の鳥という曲を書いた人である。

 これらの曲も、初めて聴いた時は、なんじゃこりゃという印象であった。
 そして、初演された時も聴衆からブーイングを受けたらしい。

 従来の形式からあまりにも外れていたからである。もちろん聴き込んで慣れてしまうと、耳慣れる。いつ聴いても新鮮味がある。

 ストラビンスキーが生粋の現代音楽かどうかは判らないが、僕が不快な感情を持つことなく聴けるギリギリの作曲家である。
2002/01/28 (月)

この一枚
 今日は朝からシベリウスの交響曲がかかっている。
 全集のCDなのだが、出身大学のある盛岡を離れるときに、友人が記念にとプレゼントしてくれたものである。

 シベリウスはいい。曲調は決して明るくなく、聴きようによっては陰鬱ですらあるのだが、長い冬をじっと耐えて春を待つという雰囲気である。

 僕はクラシック音楽の中で、「シベリウスの交響曲第4番」が最高だと思っている。
 何がいいと言って、実に聴き飽きない曲なのである。
 一番最初に聴いた時は「なんじゃこりゃ!」と思った。聴き慣れるまでに何十回聴いただろうか・・・

 もし、無人島にCDを一枚だけ持って一年間滞在しなければならなくなったら、迷わずこの一枚を選ぶ。

 ただし、お勧めはしない。
 絶対最初の1分を聴いて、なんじゃこりゃと思い、聴き進めることは困難だと思う。
2002/01/29 (火)

ENIGMA
 小学校の時に、音楽の授業の時、先生が言っていた一言が忘れられない。
 音楽は「音が楽しい」と書く。決して「音が苦」なのではない、と・・・

 そう、音楽は音が楽しければいいのである。
 僕も別にクラシックが至高の音楽だとは思ってはいない。もう6〜7年も前のことであるが、テレビ朝日のニュースステーションで、「田植えのシリーズ」のコーナーがあり、そこでかかっていた妙な音楽に耳を奪われたことがある。

 シリーズの最後にその曲名が紹介された。ENIGMAというグループの「the CROSS of changes」というアルバムに入っている2番目の曲である。曲名は判らない。歌詞カードをケースごと利尻島に置いてきてしまったからである。

 そう、その曲を知った時、僕は大学の医局に在籍しており、利尻島という島に一ヶ月出張にでかけていたのである。
 利尻島にCDショップはなかった。
 札幌に戻ってくるなり、CDショップでそのCDを買い求めたものであった。

 これは妙な曲である。洋楽でありながら、日本の民謡のような歌いまわしや尺八のような音が取り入れられており、どこか懐かしい響きに聴こえるのである。
2002/01/30 (水)

音のない音楽
 音楽の原点ってなんだろう?・・・太古の原始人は歌を歌ったのだろうか?
 鳥のさえずり、水のせせらぎ、雨音、風音・・・そして雷の音・・・
 自然界に溢れるいろいろな音を聞き、その中に心地よいメロディーや音色を見出し、いや聞き出し、再現してみようと思ったに違いない。

 雷といえば、利尻島に出張に行っていた時のことである。
 遠く対岸には北海道のサロベツ原野が広がっている。

 ある晴れた晩、僕は星を眺めるつもりで、高台にある展望台へと向かった。そして信じられない光景を見た。

 対岸のサロベツ原野の雷である。それは普通の雷ではなかった。
 地平線一杯に天と地との間に頻繁に稲光が光っているのである。言葉では形容できない。
 数秒間隔でいたるところ、あっちこっちでパチパチと稲光が光る。

 巨大な静電気のように見えた。

 そして、面白いのが「音が聞こえない」ということである。数十キロ離れているので、音は届かないのであろう。
 今思えば、あれは音のない音楽だったのかも知れないなぁ・・・
2002/01/31 (木)

 巷には音が氾濫している。
 繁華街なんか歩こうものなら、人々のざわめき、車の音、いろいろな音楽が耳に殺到する。

 別段その時は意識しないが、静かなところへ行くと、いかにうるさかったかが判る。
 もちろん賑やかな場所が賑やかじゃないと不気味だが、静かであるということがいかに贅沢なことであるか、切実に感じられる場合もある。

 また、大好きなシベリウスの話で、しかも一般的ではないので申し訳ないが、シベリウスの交響曲には、ところどころ無音の部分がある。
 たんに休符が入っているという無音部分ではない。もちろん曲間の無音部分でもない。絶妙な「間」なのである。

 シベリウスは、この「音がない」という部分も音楽に取り込んでしまったところが、偉大な作曲家だと思う所以でもある。

 今、ドビュッシーの「月の光」を練習しているが、この曲にも微妙な間がある。
 この間を生かせるように演奏したいものである・・・

2000年: 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 (以上、雑記)
2000年:12月号 「カレンダーと時間のナゾ」
 (筆者イチオシの力作です)
2001年: 1月号 「バカは風邪ひかない、と進化論」 
2001年: 2月号 「歯はなぜしみるのか?」
2001年: 3月号 「僕のIT革命」 (閲覧者の反響が高かった月です)
2001年: 4月号 「医療と経済」
2001年: 5月号 「歯医者の独り言」
2001年: 6月号 「小児歯科について」 
2001年: 7月号 「医療とは何か?」 
2001年: 8月号 「院長の知られざる過去」 
2001年: 9月号 「院長の知ってどうする過去」 
2001年: 10月号 「その後の僕のIT革命」 
2001年: 11月号 「院説」 
2001年: 12月号 「歯のハナシ」